二人で一つ…ペアダンサーPONTINS(ポンティンズ)のダンスは芸術的なアート…ワイルド且つ華麗な演技で会場に花を添える…
"長年のペア"リーダーのPONTINS のGenkiさんとフォロワーのラビさん
長年ペアを組んできたからこそ解る具体的な目線で、みんなに優しくアドバイスをくれます。一対一のチームワークの大切さを物語り、言葉を交わさずして、それぞれのパフォーマンスを発揮できるという点ではダンス、音楽、スポーツ、仕事など様々な面で言える事かもしれませんが"二人で一つ"という部分にも今回着目したいところ。
まるで映画バックトゥザフューチャーやトゥルーライズの名シーン
genkiさんについて
genkiさんは人柄や振る舞いは紳士的ですが常に髪もファッションもTeddy boyスタイルを貫き通すという拘りを持ち、元祖のアメリカンスタイルを踏まえつつ実際にイギリスへ渡り、独自のスタイルに加え、現地のイギリススタイルにフォーカスしています。(一部個人的な主観も含む)
ラビさんについて
ラビさんも静かな人柄のような面もお持ちですが、それも時と場合…。ダンスで魅せるダイナミックな迫力にギャップを感じさせます。そして拘りが詰まった50sや80sをミックスしたような現代に繋がるR&Rファッションが印象的。(一部個人的な主観も含む)
僕個人が感じた印象
これらは僕個人の感想ですが、さらに個人的な感想を言うなら「genkiさんとラビさんはイギリスのスタイルと、アメリカのR&Rと50-80sなどのテイストが交わるペア」という印象で、特に僕が見たダンスシーンの印象は80sを表しているようにも感じました。
そもそもTeddy boyとは?そのファッションやカルチャー、ヘアスタイル等について
Teddy boyとは50年代後半にアメリカのロカビリーやロックンロールに影響を受けたイギリスの若者が築いた独自のR&Rカルチャー。
ロカビリーに、髪型やファッションも当時のイギリスならではの"少しPUNKな要素"も加わったような感じといいますか…
僕の主観的な話、例えばですが、ヘアスタイルであれば、アメリカのリーゼントもコンパクトでクールですが、Teddy boyは崩れ落ちるようにダイナミック。
ドレススタイルでも、男女ともにタイトなシルエットが多いですが、ジャケットの丈が長さを活用した独特な動きなど、何処か勢いを感じさせるイメージ。
そんな感じでJiveもTeddy boyが作ったイギリスならではのスタイルがあり、細かくステップやリズムの取り方が違ったりアメリカのスタイルとは少し異なる。これは個人的に、アメリカのJ iveとルーツが違うからこその"幅広さ"でもあるかと思います。
Teddy boyやJiveに関しては、もし機会をいただけるのであればもっと詳しくお二人から伺いたいと思います。深く、本当のリアルを知るために…
※kavという方はイギリスのJiveスタイルを作った人物。その方についても今後深掘りしていきたいです。
最後に現代のJivepについて
現代あるJivepのレッスンやイベントではそこでスタイルが分かれがちですが、色々とミックスし自分のスタイルを築き上げる人もいます。
それぞれのスタイルの話で、人によって異なりますが、いずれにしてもどこまで追求し、世界にのめり込めるか…
RYO NAKAYAMA