ヒップホップアーティスト"JEY-J"アメリカ(ハワイ、NY)で経験を重ねながらも、日本でネイティブなスタイルを披露

音楽を軸に総合的なスキルを生かし自己表現していく

JEY-Jさんは、アメリカ、コロラド州、ハワイ州、ニューヨーク州等で現地のヒップホップイベントでオリジナル曲やMC、フリースタイルを披露してきました。

そのため、彼自ら手掛けたサウンドやラップはジャンルレスな印象。90年代のヒップホップの影響、または現代のEDMの要素も含め、様々な音楽カルチャーをミックスしたような曲調です。

「影響を受けたアーティストは?」と尋ねるとストレートにこたえが返ってきます。メロディアスで重厚感のあるサウンド、それは普段海外ミュージックを聴かない人であれ、ヒップホップが好きな人であれ、聴けばあきらかに感じる曲の迫力、臨場感。

それもそのはず、LAのマスタリングスタジオのバーニー・グランドマンご本人が彼のトラックに関わっており、さらにNYのフラックススタジオ等でレコーディングしたりと、海外ヒップホップを代表するエンジニアの方々と交流を重ねながら完成した曲と世界観なのです。

-以下、JEY-Jさんより-

音楽は自分自身を表現するものだと考えているから、結果がどうであれやってみるしかない…。やってみたいと思った。日本語も話せるが日本語でラップをしないのは、単純にラップとなると英語のほうがしっくりくる。言葉ではうまく説明ができないが、シンプルに自分らしく表現できたらいいな…と。自分に正直に、やりたいスタイルができないのなら音楽はやってなかったと思う。

結果は分からない中でやってきて、人に支えられたり、肩を組み合ったり、一人の世界に入って自分と向き合ったり…"音楽をやることで貴重な経験が得られる"とだけは素直な気持ちで伝えられる。

曲を聴いてもらったときの感想はなんとなく予測できる部分はある。昔から、求めていたエンジニアと一緒に曲を制作できた。サウンドを聴いていただければ、きっと感じてもらえると思います。

ああ…、このテイストは…って…

今は日本の生活が長いのと、ライブの本数は昔と比べたら少ない。何で日本に?と聞かれたら、やっぱり何カ国かまわって生活してきた中で、シンプルに"日本の生活に馴染んだから"としか言いようがない。

どこに住むかは、そこまで拘ってなかったが、今、日本に落ち着いてる期間が長いから、きっと日本が自分は好きなんだと思う。そこも、あまりうまく説明はできない。

ただ…、はじめてニューオーリンズに行ったときは、素直に感動した。音楽の聖地のような地域だから。そこで昔、ハワイに住んでたときの相棒とラップしたり、レコーディングしたり。純粋に音楽にのめり込む生活をしてた。

クリエイティブな仕事は好きだし、全般的に自分に合ってる。今は自分が前に出るだけでなく、サポート活動もしている。もちろん今後も自分の音楽活動も続けていきたいと思う。

↑ニューヨークのフラックススタジオとロサンゼルスのバーニーグランドマン・マスタリングスタジオ

JEY-Jさん有難うございました。

BERNIE GRUNDMAN MASTERING

FLUX STUDIO

2017年12月20日にメジャーデビュー、1stアルバム"THE DISORDER"をリリース。
ラップの経験を重ねながら自身でトラック制作やプロデュース業等を行う等、音楽活動を軸にクリエイターとして活動したりと独自性を追求。自らの活動も含め、周囲と一丸となって活動するアーティストです。

クリエイティブなスキルを武器に、プロとして自らのスタイルを貫きながら仕事しているJEY-Jさん。

そんなスタイルに憧れを抱く人は多いのではないでしょうか?

RYO NAKAYAMA

JEY-J OFFICIAL WEBSITE
www.jey-j.com

↑JEY-J、エンジニア、クリエイターの方々が交わり拘りのアルバムが完成